2014/04/17

ライ麦畑でつかまえて


ライ麦畑でつかまえてのカバーデザイン。


かわいい。

これ、実はピカソが描いた絵らしいです。
僕はどうしてもこのデザインのやつが欲しかったんですが、もう既に絶版でした。
実際本屋さんを何軒か訪ねてみたんですが、全部


こんな感じ。
なんてシンプル。

しかしピカソの絵があるのと無いのとでは全く何もかも違ってきます。

読んでる途中にコーヒーが飲みたくなって、コップになみなみいれてきて続きをさて読もうってなった時、この絵を見てからまた読み出すのとそうでないのとではやっぱり違います。

ので、結果ヤフオクで買いました。


「『サタデー・イーヴニング・ポスト』やなんかの漫画には、街角に立った男が、約束した時間に相手が来なくてすごくおこってる図があるけど、あんなものは、ありゃでたらめさ。会いに来る女の子がすてきな子なら、時間におくれたからって、文句をいう男がいるもんか。絶対にいやしないよ」

ホールデン、僕もまったくそう思う。

2014/04/07

悲しき口笛を聴きながら

何気なく人差し指でiPhoneの画面を滑らせていますと、行き着いた先は美空ひばりさんの「悲しき口笛」の再生ボタンでした。

朗らかに、それでいて慎ましく耳に流れてくるその唄声は、憂鬱な出来事なんてぽーいとどこかへ投げ飛ばしてくれます。
歌っちゅーもんはどうしてこうも素敵なのでしょう。

悲しき口笛を聴きながら、4月ももう今日で一週間経っちまうという事実に驚愕しています。
近年のこの季節が巡るスピードの早さはたるや異常です。
やれやれです。

昨日、と言いましても日付けでは既に一昨日ですが、ダンス専科が終わりました。
わざわざ神楽坂まで足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

近頃はtagというグループでソロダンスの作品を創作しておりまして、舞台上に人間は私一人という状況の中で踊らせて頂く、ということばかりでしたが、ダンス専科では私含めまして11名の人間と舞台上に立ちました。

多勢で踊るということに戸惑うことは何度もありましたが、本番中、幾度となく作品の世界のにおいや音を深く感じながら踊りました。
この感覚は共演者は勿論、観に来てくださった皆様、4月5日という日、セッションハウスという場所、全部が関係してようやく得られる感覚だと思っています。

本番前、伊藤直子さんが「私は舞台ではいつも命をかけていますよ」と仰ってくださいました。
まっすぐな瞳で、力強く放たれたこの言葉を僕は生涯忘れません。

リハーサルでの舞台袖でふと、出会いっちゅーのは不思議やな、と思いました。
大学在学中、tagの宇山あゆみとは全く喋ったことがありませんでした。
そんな宇山が一年前の卒業式の二次会の席で「植田君、踊らない?」と唐突に誘ってこなければ、ダンス専科に出ていなかっただろうし、ダンスすら踊っていなかったでしょう。
あの時ベロベロに酔っ払った勢いで「任せろ」と口走ったおかげで、様々な出会いに恵まれました。

宇山に人生をぐるぐるかき回されとる感がハンパないです。

2014/04/02

ホームページ

TAGのホームページが完成しました!

今日は吉祥寺に集まってホームページの編集のやり方を教わっています。

宇山の理解力と理解スピードが江戸時代なので困ります。

しかも宇山はメモをとろうとしないので2分前に説明された事を平気で聞いてきます。